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施設長のごあいさつ

北九州市立総合療育センター 所長 松尾圭介
北九州市立総合療育センター
所長 松尾圭介

「新・北九州市立総合療育センター」

当センターの前身は、昭和40年に肢体不自由児施設として開設された「足立学園」です。その流れを汲んで、昭和56年に現在の「総合療育センター」が発足しました。以来、肢体不自由児に留まらず、多様な障害を抱えた子どもたちと共に半世紀を歩んでまいりました。そして、新築移転の整備計画を進め、平成30年11月1日に「新・北九州市立総合療育センター」を開設する運びとなりました。

私たちの使命は、「障害のある人の療育および医療の中核病院として、地域の医療機関や教育機関、福祉・相談機関と連携し、総合的に効果的なサービスを行う」ことです。現在、医師・歯科医師15名、セラピスト45名を含む250名のスタッフが医療的ケアをベースにした障害福祉サービスを行っています。その使命を実行するために、以下の4点が新しいセンターに新たに備わりました。

第1点は、外来は小児リハビリテーションを中心とした診療科と診察室を増設、最新のCTやトモシンセシスなどのX線テレビシステムを導入し、リハビリテーション室も拡張・整備しました。これにより、障害の特性と発達状況に応じて、従来よりも高度で専門的な医療およびリハビリテーションが可能になります。

第2点は、3階は小児リハビリテーション外来からの受け入れ先としての手術室や治療を行う病棟と呼吸や栄養管理などの医療的ケアの必要な長期入所者を対象とした濃厚医療のための病棟で構成されています。4階は、障害と諸々の事情で長期の入所を余儀なくされている小児や大人にたいし、ユニットケア方式による家庭に近い環境を提供する長期生活病棟としています。


第3点は、新センターと分院である西部分所に電子カルテを導入しました。それにより、遠隔な地域間で迅速な情報共有が可能になりますので、疾患の特性に合わせて市内の二つのセンターでより円滑に治療を行えるようになります。また、今までは困難であった医療と福祉の間の情報共有にも活用して参ります。

第4点が、ソフトの観点からですが、市内の一般医療機関・医師会、特別支援教育相談センターや発達障害者支援センター、保育所・幼稚園・学校等をはじめとする市内の教育機関や相談機関との連携システムの構築を更に進めまして、障害のある人への総合的な相談支援体制を強化して参ります。

  

従来から行っています、重複した障害がある子どもたちの嚥下や呼吸に関わる外来、日帰り手術により子ども達の健康管理の強化と負担の軽減を目指す歯科診療、北九州市周辺の病院から紹介された小児運動器疾患の手術を行う小児整形外科、濃厚な医療的ケアを必要とする重い障害をもつ子ども達への入院機能、在宅で医療的ケアが必要な子どもたちに対する小児在宅医療支援プロジェクト等の事業も継続して参ります。

日本における障害児(者)医療の現状は、医療の進歩による重症児の増加、障害者の加齢に伴う医療ニーズの変化・多様化、増加が著しい発達障害、在宅重症児・者の介護者の高齢化に伴う負担の増加等、課題が多様化・複雑化し、そのニーズも拡大しています。この意味において北九州市に新・総合療育センターの完成をみましたことは、地域の障害を持つこどもから大人まで、そのご家族へ、より質の高い専門的な医療と福祉の支援を提供できるものと確信しています。

私たちセンタースタッフは、様々な職種からなるチームです。一人一人がもつ個性や能力を発揮し、その多様性を生かして、新しい価値をつくるセンターを築いて参ります。この新・総合療育センターを、どうか今後とも存分にご活用下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

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