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施設長のごあいさつ

北九州市立総合療育センター 所長 鳥越清之
北九州市立総合療育センター
所長 鳥越清之

この度令和3年4月1日付けで松尾圭介前所長から後任の鳥越清之に交代致しましたのでご報告いたします。

当センターの前身は、昭和40年に肢体不自由児施設として開設された「足立学園」です。その流れを汲んで、昭和56年に現在の「総合療育センター」が発足しました。以来、肢体不自由児に留まらず、多様な障害を抱えた子どもたちと共に半世紀を歩んでまいりました。これからも障害のある方の療育および医療の中核病院として、地域の医療機関や教育機関、福祉・相談機関と連携し、総合的に効果的なサービスを行ってまいります。また、平成30年11月1日に新築移転しまして2年半が経過しております。現在も医師、歯科医師、看護士、セラピスト、指導員、保育士等を含む総勢273名のスタッフが医療的ケアをベースにした障害福祉サービスを行っております。以下現時点での当センターの概要をご説明します。

外来部門では小児リハビリテーションを中心とした診療(小児科、整形外科・リハビリテーション科、眼科、耳鼻咽喉科、児童精神科、歯科)が施され、更には婦人科、泌尿器科、脳外科による総合的な診療も行っております。重複した障害がある子どもたちの嚥下に関わる外来や歯科でも特別な配慮を必要とする方々を対象に他の歯科医院での治療が困難な方へ全身麻酔を含めた安全で確実な治療が行われています。最新の検査機器(CT)導入により、静止することが困難である障害の方でも短時間での撮影、なお且つ被ばく量の軽減を達成することができております。リハビリテーション室拡張に伴い障害の特性と発達状況に応じて専門的な医療およびリハビリテーションが可能となりました。

入所部門では、3階は大きく2つの病棟から構成されており、ひとつは小児リハビリテーション外来からの受け入れ先としてのリハビリテーション加療、小児運動器疾患に対する整形外科的治療、また、手術後のリハビリテーションを行う病棟です。もうひとつは濃厚な医療的ケア(呼吸や栄養管理など)を必要とする重症心身障害児(者)の長期入所者を対象とした病棟です。また、これらの病棟ではショートステイの受け入れも同時に行って、4階は障害と諸々の事情で長期の入所を余儀なくされている子どもや大人に対しユニットケア方式による家庭に近い環境を提供する長期生活棟としています。

遠隔な地域間の連携において電子カルテ導入により当センターと八幡地区の西部分所とで迅速な情報共有が行われております。市民の方々の利便性からも疾患の特性に合わせて市内2つのセンターでより円滑に治療が行えるようになってきました。また、市内の大学ならびに一般の医療機関、保育所や幼稚園、特別支援教育相談センターなどの関係機関と様々な連携システムの構築を更に進め、障害のある方への総合的な相談支援体制を一層強化してまいります。

主な支援事業として、障害者等療育支援や発達障害者支援センターを通しての発達障害に対する支援、日中一時支援そして在宅で医療的ケアが必要な子どもたちを支援するスタッフの育成などを引き続き行ってまいります。

日本における障害児(者)医療も時代の流れとともに変化してきており、現状の問題では医療の進歩による重症児の増加、医学的に厳密な定義の下で理解されるようになった発達障害の著しい増加、加齢に伴う医療ニーズの多様化、在宅における介護者の高齢化とそれに伴う負担増などが挙げられます。課題が多様化かつ複雑化しており、そのニーズも拡大しています。このような状況において地域の障害を持つ子どもから大人まで、そのご家族へ、より専門的な医療と福祉の支援を更に充実を目指します。

最後に、新型コロナ感染症の蔓延におきましては皆様に多大なご不便を強いていますことを誠に申し訳なく思っております。私たちスタッフ一同は、様々な職種からなるチームです。一人一人がもつ個性や能力を発揮し、その多様性を生かして、新しい価値をつくるセンターを築いてまいります。今後とも当センターを存分にご活用くださいますようお願い申し上げます。

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